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岩とむし

ある時はクライミングフォトグラファー、またある時は全日本放蕩オヤジの会・鎌倉支部長。そんな飯山健治のブログは随時更新スタイルです。

Thursday, February 12, 2009

番外編:岩とタマ

行ってきました、小机。 長男がサッカーしている関係で、日産横浜スタジアムで行われる試合のチケットが結構身近に買えることもあって、年末のトヨタカップ決勝に続いて最終予選見て来ました!

日本代表試合の人気が落ちているということみたいですが、きのうは違ってました。
スター選手不在とかいわれていますが、そりゃあルーニーとかロナウドと比べたら中村ですら格下でしょうがね、、、。日本全国のサッカー少年の10万人にひとりがJリーガーになれるかどうかで、さらに2000人あまりのプロ選手の中から11人の日本代表ですからねえ、、、。 みなさん充分に立派ですよ!応援スタンドにいたたくさんの少年サッカー選手それぞれの胸にスター選手がいて、それでいいではないの? オトナは嫌だねえ~
クライミングのレベルは比べるとまだまだ、まだまだの10乗かな? だってJOC300人の頂点10人以上が日本代表だもんね。これからまだまだ限界は押し上げられていくねえ~!いまはまだ夜明けなんだろな、世界のクライミングレベルは!!

オージー応援席は厳重に警護されていました。でもテレビで見る海外のフーリガンとかに比べて日本のサポーターは飛び切り紳士的で、友好的だよなあ。まあ、みんな日頃オージービーフとかす○家の牛丼とかでお世話になっているから当たり前か!? 
個人的には22年前初めて行った海外クライミングが山火事のあったビクトリア州で、しかも半年以上も滞在したから、この日は黄色いダウンを着ていきましたよ! どっちもガンバレ~

こういうシーン。
普段のクライミングは、まったくの個人種目なんで、こういうチームスポーツにはジェラシーを感じます(笑) 


前半のシュンスケのフリーキック。何度もチャンスがあったのに決まりませんでしたなあ、、、。個人的には職人エンドーさんのが1回しかなかったんで、もう何回かは見たかったなあ。あ~いうのはやはり体育会系の常識として先輩優先なんでしょうな。6万5千人の前でジャンケンしたら面白いな!


いまはこの人の時代。タマの世界は本当にピークが短いから大変だろな、、、。 その点、岩は息の長いスポーツで子供から老人まで楽しめるからホッとする(笑) でもコンペに限っては二十歳前後がピークとなりつつあるから厳しい世界に進化しているのは確かですな。 でもまあそれはそれ。テニスの伊達さんに見習って、建夫もがんばりますかな(笑)


Saturday, February 7, 2009

五代目携帯、太平洋のもくずに。。。

やってしまいました、、、。 「モノを落とさない~!」というのは高所作業のいろはの、なんですが。   先日の伊豆城ケ崎の撮影の際に、ついうっかりとファスナーのないポケットに携帯をつっこんだままブラ下がり撮影をしてしまい、気が付いたらポケットの中はスッキリしてました(笑)。


紛失現場です。 海の上での空中撮影だったので一撃!オンサイトオシャカですな。
落とした瞬間は気が付かなかったんですが99,9%間違いなくこの真下に沈んでいるはずです。
モデルさんの携帯からかけたりしましたが、すぐ留守電に転送されてしまい海中には電波が届かないことが判明しました(笑)。

データのバックアップを取っていなかったので、後悔先に立たず!とはこのことですなあ。 いままで関わってきた人達よ! さらばじゃ~ ドッパ~~~ン~~~

な~んて少しガックリしながらも波を見つめているとけっこう面白いんですな、これが。
激しく生きているような変化を見せる波を、上手く表現したいなあとパチパチ写真を撮っていると、なかなか迫力あるダイナミックな写真が撮れなくていろいろ試行錯誤しながら激写していました。
気が付くと、すっかり一瞬で携帯のことなど忘れていました(笑)!
まっ、いいか、あんなもん(笑)。


どどど~~~ドッッパパパ~~~ンン!!!

とはいえ、やはり不便なので、これを読んでる親しい人よ。貴殿のお名前を明記の上で携帯にメールくだされ。
お願いいたし候。
ちなみに新しい六代目は防水タイプにしました!
もちろん五代目は回収不可能であったことはいうまでもない(笑)


Wednesday, February 4, 2009

足場建男、幕岩・正面壁に行ってきました!!

こないだの日曜日。湯河原・幕岩の清掃、浮石点検活動に行ったときの続編です。 これは1平米近くある浮いたフレークを地面に降ろしたときの裏面に越冬していた「てんとうむしロック中の真のてんとうむし!」達です(笑)。 これでこれを読んだ人達が「へえ~死なないで冬越しするんだ~」と記憶してくれれば大成功! これから少しづつ人間の目線ではなく虫の目線にしていきましょうね(笑)


で。 マジメなお話。 これは正面壁にあるクラッシックな三ツ星ルートである「№1ルート」です。 今回の点検ボランティアでのもうひとつの確認作業が、上の写真の真ん中に右上しているフレーク(影が斜めに写っている)が動いている、という情報を確かめにいくというものでした。タテが約5m弱、幅が上辺約1m、奥行きは30~50センチの細長い三角柱なカタチをしています。

上からみるとこんな感じ。細長いフレークの上にさらに1平米ぐらいの浮石が乗っかっています。こいつはおそらく上下でくっついていたはずです。
自分も大昔に登った記憶があり(20年以上前)、さらについ数年前にこのルートのリボルトをしたのがほかならぬ建男自身でもあったので、一見して変化に気が付きました。
実際に登るのは左の細いクラックで、今見えている右のガバフレークはそれほど使った記憶がございません、、、。出だしのスラブから左トラバースしてクラックの入り口もけっこう微妙で「ショッぱかった」はずなんですが、、、 なんせ居合わせたベテラン肉体クライマー一同みなしてアルツが進行しているので断言はできません(笑) 定規でクラックの幅を測っていたわけでもないんで、、、。
でもあきらかに違う!というのは一同同意しました。

実際、よ~く観察してみると、、、。 上の浮石の隙間にはあきらかに真新しい断層?面がみえます。 ここのように傾斜のない岩の表面というのは雨風に打たれたり上からの泥が流れてきたり、苔が生えたりして汚れています。しかし割れたばかりの岩は、その断面が理科室に置いてある鉱物標本みたいにその石本来の生肌?をさらしているもんです(笑)。 これを見る限り、落ち葉が詰まってはいますがけっこう新しい割れ口ですね。

浮石と下の縦長フレークの隙間は約3,4センチ。上の浮石は右側の母岩にチョックしている感じで引っかかって右上がりになっているようです。逆に言えば、下のフレークが右下に傾き開いた、ともいえますね。

フレークを横からのぞきこむと、ほとんどすべての表面が新しい断面の色をしていました。
いますぐ剥離、落下するとは断言できませんが、少なくとも前より何倍も危険な状態なことは確かなようです。
詳しいインフォは小田原CCかJFAのホームページから調べてください。
クライマーの皆さんは、湯河原観光の目玉である梅祭りが終わるまでは登攀自粛してくださるよう、お願いいたします。虫捕りの方は近づかないほうが無難です。(いないか!)
対策は、梅祭りの終了後、そして幕岩シーズン終了の初夏を目処に、協議、処理を行う予定です。
ご協力ありがとうございます。




で、で。 シメはやはりてんとうむしで! 何種類もいるんですよ、このなかに。当日、お二方があきらかにマニアな会話で見入っていたので、そのときの会話でこちらも少し知見が増えました(笑)。 お名前を聞きそびれてしまったのが残念、、、。 でもうれしい瞬間でした。
今年はまだ見ぬ虫達を探すことに加えて、隠れ?虫好きクライマーの発見・記載に努めていこうと思っております!(笑)
では出会うその日までお互い「クライマー属○×△亜種」ぶりを発揮させていきましょう!?


Sunday, February 1, 2009

湯河原・幕岩に行ってきました!

大快晴の日曜日。神奈川県湯河原・幕岩へボランティア活動に出かけてきました。 これです。 昨年の同じ頃に起こった浮石、転石によるてんとうむしロックの立ち入り禁止は皆さんご存知でしょうが、今回はこのエリアの開放と、より地元とクライマーの良好な関係を築こう、という趣旨の元、約130人の有志が集いました!

発起人は地元小田原クライマーズクラブの西村氏。この1年間の地道な活動に多くのクライマーが賛同して集まりました。この日は朝一番に全員で散策路周辺のゴミ拾いと、転石の除去を行いました。

普段でもけっこうキレイな公園内ですが、意外にたくさんのゴミが集められました。ま、ゴミはだいたい目につかないようなところにそっと押し込まれていることも多いので、やる気?を出せばこれぐらい集まるということでしょうか。

現在のてんとうむしロックはこのように落石バリアが設けられ、梅林公園上部にあたるこの写真の奥のほうの亀甲岩に至るまで登攀禁止の張り紙とトラロープが張ってあります。
開放再開に向けて、危険と思われる浮石の撤去活動を皆で手分けして行いました。
また、このほかに町役場からの要請で、ゴミ箱化している岩場上部にある幕山山頂にある防火用水用ドラム缶2つの撤去作業が行われました。
自分は個人的にはこの作業がフル肉体労働そうなのでひそかに期待していたのですが、JFAの代表代理としてD助と参加していたこともあり、泣く泣く?本日もぶら下がり要員になってしまいました(笑)。後で聞いた話ですが、大ベテランのH瀬氏が山頂に初めて行って大展望の良さに感動した!といっていたのが印象的でした。やはりクライマーたるもの過程である岩登りこそが目的であれ!と言われたような気がして、新たに気が引き締まった気持ちになりました。
で。さっそく浮石発見。下の空間部分の岩が事件を引き起こした部分と思われます。
終了点や支点のチェックをしたあとに、この浮いたブロックをどのように安全に地面に降ろすか検討しました。


まずは作業員DとKがそれぞれ別の支点から別のロープで自己確保を取り、ついでフイに浮石が落下してもいいように、やはり別系統のトップロープシステムで石の下にバスケット状に受け皿をつくりました。見た目にも30キロ以内の重量に見えたので、ひとりがいつでも受け皿に受け取る態勢にいて、その間にもうひとりが実際に石を下に降ろすためのセルフビレイ用のグージョンアンカー2本を埋め込みました。

上下2つに割れると予想して2点支持にしました。

バスケットに受けながら、バールでギコギコ。しかしながら草の根が張っていたり、微妙にチョッキングしていてなかなか簡単に落ちません。 が、しかしながら緩みはギコギコの度に大きくなるので途中で辞めるわけにもいきませんな。 奮闘努力の甲斐もあり、写真では見えていないこのブロック上にも浮いていた小ブロックも無事に地面に降ろすことができました~! パチパチ!!


勢いに乗って? 取り付きにある非常にバランシーな感じで止まっている約1平米のフレークにも着手。 2本のグージョンボルトを打ち込んで、2本のトップロープで結び、2班のビレイチームにフレークをビレイしてもらいながら、丸腰バール1本で突撃しました!(笑)
小指の先ほどの母岩との接点を軽く叩くとすぐに破砕。そしてバールをこじるまでもなく、ただ差し入れてちょいと赤子の手を握る程度の力で簡単にフレークは「ゴトリ、、、」と動いたのでした。ああ~恐ろしい。いままで落ちなかったほうが不思議なほどです。


ビレイチームの面々。みなさんご苦労様でした!


フレークの裏にはこのエリアの名前の由来となった?数千匹のてんとうむしが越冬中で張り付いてました! みんな思わぬ珍しい光景に次から次へと見物したり写真撮ったりで、にわか「岩とむし」イストに変身しているのでした(笑)。 同士が増えることはとても喜ばしい(笑)
ということでお昼過ぎには皆さん大体の活動を終了されて、おのおのクライミングに散っていきました。 てんとうむしも陽光にさらされて次々とどこぞの新しい寝床に飛んでいきました。
午後は正面壁の別件を視察にいきましたが、それはまた後日。