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岩とむし

ある時はクライミングフォトグラファー、またある時は全日本放蕩オヤジの会・鎌倉支部長。そんな飯山健治のブログは随時更新スタイルです。

Wednesday, February 4, 2009

足場建男、幕岩・正面壁に行ってきました!!

こないだの日曜日。湯河原・幕岩の清掃、浮石点検活動に行ったときの続編です。 これは1平米近くある浮いたフレークを地面に降ろしたときの裏面に越冬していた「てんとうむしロック中の真のてんとうむし!」達です(笑)。 これでこれを読んだ人達が「へえ~死なないで冬越しするんだ~」と記憶してくれれば大成功! これから少しづつ人間の目線ではなく虫の目線にしていきましょうね(笑)


で。 マジメなお話。 これは正面壁にあるクラッシックな三ツ星ルートである「№1ルート」です。 今回の点検ボランティアでのもうひとつの確認作業が、上の写真の真ん中に右上しているフレーク(影が斜めに写っている)が動いている、という情報を確かめにいくというものでした。タテが約5m弱、幅が上辺約1m、奥行きは30~50センチの細長い三角柱なカタチをしています。

上からみるとこんな感じ。細長いフレークの上にさらに1平米ぐらいの浮石が乗っかっています。こいつはおそらく上下でくっついていたはずです。
自分も大昔に登った記憶があり(20年以上前)、さらについ数年前にこのルートのリボルトをしたのがほかならぬ建男自身でもあったので、一見して変化に気が付きました。
実際に登るのは左の細いクラックで、今見えている右のガバフレークはそれほど使った記憶がございません、、、。出だしのスラブから左トラバースしてクラックの入り口もけっこう微妙で「ショッぱかった」はずなんですが、、、 なんせ居合わせたベテラン肉体クライマー一同みなしてアルツが進行しているので断言はできません(笑) 定規でクラックの幅を測っていたわけでもないんで、、、。
でもあきらかに違う!というのは一同同意しました。

実際、よ~く観察してみると、、、。 上の浮石の隙間にはあきらかに真新しい断層?面がみえます。 ここのように傾斜のない岩の表面というのは雨風に打たれたり上からの泥が流れてきたり、苔が生えたりして汚れています。しかし割れたばかりの岩は、その断面が理科室に置いてある鉱物標本みたいにその石本来の生肌?をさらしているもんです(笑)。 これを見る限り、落ち葉が詰まってはいますがけっこう新しい割れ口ですね。

浮石と下の縦長フレークの隙間は約3,4センチ。上の浮石は右側の母岩にチョックしている感じで引っかかって右上がりになっているようです。逆に言えば、下のフレークが右下に傾き開いた、ともいえますね。

フレークを横からのぞきこむと、ほとんどすべての表面が新しい断面の色をしていました。
いますぐ剥離、落下するとは断言できませんが、少なくとも前より何倍も危険な状態なことは確かなようです。
詳しいインフォは小田原CCかJFAのホームページから調べてください。
クライマーの皆さんは、湯河原観光の目玉である梅祭りが終わるまでは登攀自粛してくださるよう、お願いいたします。虫捕りの方は近づかないほうが無難です。(いないか!)
対策は、梅祭りの終了後、そして幕岩シーズン終了の初夏を目処に、協議、処理を行う予定です。
ご協力ありがとうございます。




で、で。 シメはやはりてんとうむしで! 何種類もいるんですよ、このなかに。当日、お二方があきらかにマニアな会話で見入っていたので、そのときの会話でこちらも少し知見が増えました(笑)。 お名前を聞きそびれてしまったのが残念、、、。 でもうれしい瞬間でした。
今年はまだ見ぬ虫達を探すことに加えて、隠れ?虫好きクライマーの発見・記載に努めていこうと思っております!(笑)
では出会うその日までお互い「クライマー属○×△亜種」ぶりを発揮させていきましょう!?


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